ココナッツ酵素の肝保護作用|ココナッツ酵素研究会

ココナッツ酵素の肝保護作用|ココナッツ酵素研究会

ココナッツ酵素の肝保護作用

実験方法

1.実験動物
 実験動物は体重25-30gのICR系雄性マウス(九動;佐賀)を用いた。

2.使用薬物および調整方法
 ココナッツ酵素液は、精製水を溶媒としてそれぞれ20%、100%(原液)の濃度に調製したも のを用いた.調製した薬液は、マウスの体重10g当たり0.1mLとなるように経口投与した。

3.実験スケジュール
 ICR系マウスをnormal群,溶媒(vehicle)群,ココナッツ酵素液20%群,ココナッツ酵素液
100%群の4つへ群分けした。
群分け後, vehicle群,ココナッツ酵素液20%群および100%群のそれぞれに, 各溶液を2週間1日l回経口投与した。
なお、その期間中、normal群には標準食としてCE-2(日本クレア)を与えた。
また, vehicle群,ココナッツ酵素液20%群および100%群には高脂肪食(High-Fat-Diet; HFD) としてF2HFD1(オリエンタル飼料)を与えた。(表1)
これらの餌は,水と共に自由に摂食させた.2週間の経口投与後,体重,肝重量に対する影響を調べた。
また,血液生化学成分測定法を用いてGOT,GPT濃度の測定を行った。

4.血液生化学成分測定法
ベントパルピタール麻酔下,マウスの下大動脈より,予め血液の凝固を防ぐためにへパリン(扶桑薬品, JAPAN)を通したシリンジを用いて500μL採血し,そこから得られた血漿を小型遠心機(CF-9520,ARKRAY JAPAN)を用いて4000r/minで3分間遠心分離し、上清を臨床化学自動分析装置(スポットケム D-00,ARKRAY JAPAN)を用いて測定した。

5.統計処理
統計処理は,対応のないStudent's t-test(unpaired t-test)を行った。
なお,危険率5%以下が認められる場合を統計学的に有意差有りとした。

実験結果

1.体重に対するココナッツ酵素液2週間投与の影響
図1に結果を示した.ココナッツ酵素液20%群,100%群の体重の推移は, vehicle群に対して有意な差は認められなかった。

2.肝重量に対するココナッツ酵素液2週間投与の影響
図2に結果を示したnormal群と比較し、vehicle群の体重に占める肝重量の割合は有意に増加した。
ココナッツ酵素の20%液、100%液を2週間連続経口投与すると、vehicle群と比較して高脂肪食による肝重量比の増加を有意に抑制した。

3.血清GOT(Glutamic Oxaloacetic Transaminase)に対するココナッツ酵素液2週間投与の影響
図3に結果を示した。
normal群と比較し、vehicle群の血清GOT濃度は有意に増加した。
ココナッツ酵素の20%液、100%液を2週間連続経口投与すると、ココナッツ酵素液20%群ではvehicle群と比較して有意な差は見られなかったが、ココナッツ酵素液100%群は高脂肪食による血清GOT濃度の増加を有意に抑制した。

4.血清GPT(GlutamicPyruvic Transaminase)に対するココナッツ酵素液2週間投与の影響
図4に結果を示したnormal群と比較し、vehicle群の血清GPT濃度は有意に増加した。ココナッツ酵素の20%液、100%液を2週間連続経口投与するとココナッツ酵素液20%群ではvehicle群と比較して有意な差は見られなかったが、ココナッツ酵素液100%群は高脂肪食による血清GOT濃度の増加を有意に抑制した。

結論

ココナッツ酵素液を2週間連続経口投与することで、体重に占める肝重量の割合の増加を有意に抑制し、血清GOT・GPT濃度の増加を有意に抑制することがわかった。
ココナッツ酵素液は肝保護作用を示すことが明らかとなった。

研究データ

ND,HFD飼料成分表

体重変化

肝重量

GOT

GPT

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